多くの女性が憧れる、大きくてツンっと上を向いたハリのあるバスト。
そんなバストを保つためにとっても大切な身体の組織、それはクーパー靭帯。
大事なクーパー靭帯が切れてしまったかどうか自分で判断する方法はあるのでしょうか?
正しいバストケアとは?
クーパー靭帯との上手な付き合い方を知り、ハリのある美バストを保つ方法を伝授します。
クーパー靭帯とは?
- 最近胸がたるんできた
- 前よりもバストトップの位置が下がった
そう感じているあなたは、もしかしたらクーパー靭帯が伸びてしまっている可能性があります。
クーパー靭帯が切れたり、伸びたりする可能性が高くなるのは29歳あたりからで、お肌の曲がり角があるように、バストも曲がり角があるんです。
クーパー靭帯はバストが垂れないように支える靭帯
バストは9割が脂肪で、バスト自体に筋肉はありません。
クーパー靭帯がバスト全体に張り巡らされて、バストを吊り上げる役割をしている。
まずクーパー靭帯は主にどんな成分でできていると思いますか?
クーパー靭帯の主成分はコラーゲンとエラスチン。
コラーゲン、エラスチンはタンパク質の一種で、どちらも美肌にとても大切な成分で、バストにとっては細胞同士をつなげて、皮膚に弾力やハリをもたせる役割を持っている。
乳腺とそれを支える筋肉や皮膚、それらのバストの組織をつないで、上に引っ張り上げているのがクーパー靭帯です。
コラーゲン繊維が集まってできているクーパー靭帯ですが加齢にともない減少するため、徐々にすりへっていくことが、クーパー靭帯を伸ばす原因に。
クーパー靭帯はゴムのようなイメージで、ゴムは使い続けるといつのまにかにゆるゆるになってきますよね。
バストがゴムで支えられているとイメージすると、年々ゴムの支える力が弱くなり、バストの垂れや離れ乳が目立ってくるのです。
クーパー靭帯切れてしまうと??
クーパー靭帯が切れたり伸びたりすると胸の丸い形を保てなくなるため、下垂がはじまり、脂肪が背中や脇に流れてボリュームダウンしてしまいます。
ゴムが切れるのは引っ張ったり、劣化したときですよね?
クーパー靭帯がきれるとき
- 走ったりスポーツで胸が揺れるとき
- 重力で引っ張られるとき
- 加齢により劣化したとき
- ブラジャーが合っていない
- 胸が急激に成長する(思春期、妊娠、授乳)
- 姿勢が悪い
バストは24時間365日、重力をうけており、そのうえ、さらにさまざまな環境によってクーパー靭帯が切れたり、伸びたりしやすい状態になってしまう。
切れたかどうか判断できる??
クーパー靭帯はたくさんある細かな組織の束で、1本切れてもバストが急に垂れさがってしまうということはないし、痛みや音もありません。
判断方法は見た目の変化
バストトップの位置が下がった
バストのたるみ、ハリのなさが気になるようになった。
仰向けになったとき、バストが背中に流れる。
お風呂上りにバスト全体を鏡を見ながら、チェックしましょう。
毎日見ていると変化に気ずくことができるのです。
ハリ
ツヤ
皮膚に凹凸などがないか
両肩の位置はそろっているか
デコルテラインからばすとのかけてのふくらみ
クーパー靭帯は傷つきやすいのに切れてるかどうかは、意識してみないとわかりにくいので、できるだけ毎日バストチェックしましょう。
クーパー靭帯の復活方法はある?
残念ながら一度切れたクーパー靭帯は復元・修復はできません。
でも心配しないでください。クーパー靭帯を守りバストの垂れを予防する方法はあります。
①自分のバストに合ったブラジャーを着ける
入浴時以外は、夜はナイトブラ、運動時はスポーツブラなど状況にあったブラジャーを着けて、クーパー靭帯への負担をへらしてあげる。
間違ったサイズのブラジャーをするとしっかり支えられなかったり、ダメージがたまるので、自分のサイズにピッタリのブラジャーを選びましょう。
「バストの揺れ、動きを」一日の中でどれだけ減らせるかがクーパー靭帯をまもるカギに。
②姿勢をよくするよう心がける
姿勢を悪く、背中が丸くなっている時間だけ、バストは下を向いています。バストは形状記憶の効果も高いので日頃のクセがつみかさなると大きなダメージに。
背中を伸ばして正しい姿勢を保つことで、自然に腹筋の大きな筋肉が鍛えられ、バストの筋力アップにも効果的。
インナーマッスルも強くなり、血行が促進されて栄養が行き届きやすくなります。
肩甲骨も鍛えられ、背中のお肉もつきにくくなり、いいことづくめ!
③食べ物もクーパー靭帯をつくる!
クーパー靭帯はコラーゲンで作られているため、コラーゲンドリンクやサプリだけでなく栄養バランスのいい食事を心がけることが大切。
食事によるコラーゲン摂取とともに、タンパク質やビタミンCも摂取することでクーパー靭帯を強くすることができる。
まとめ
クーパー靭帯は復活・再生できない組織なので、日頃から負荷を与えないよう予防することが重要。
加齢による衰えも恥ずかしい事ではありませんし、歳だからと諦めてしまってはそこで終わり。
自然の流れで、その時々に合ったケアをして、あなた自身のバストを愛でてあげましょう。
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